一覧(新着順)(26)



[26] バンバンコミック

エスタ出版から出ている、漫画週刊誌。エスタが国際政治に復帰してから世界中で人気を博し、初版印刷数が1億冊を超えた。
大人気キャラえも太だけではなく、他の漫画やキャラにも人気が集まり始めている。

[25] えも太

エスタ出版が誇る、プルルンと世界的人気を二分するキャラクター。見た目は可愛らしいが、言動がニヒルで親父臭く、そのギャップが人気の秘訣らしい。
エスタ出版社長のキロスが考案者だと言われているが、本当の産みの親はラグナである。(ラグナ自身は覚えていない)

バンバンコミックでの連載だけにとどまらず、TVアニメ、映画、ゲーム、アパレルと様々な媒体で人気を博している。

[24] キロス・シーゲル

元ガルバディア兵で、現在はエスタ大統領府筆頭補佐官。ラグナとは兵に徴収されたときからの知り合いで、親友と言ってもいい間柄である。
ゲーム終了時、40歳。

ラグナ、ウォードの中では一番年下だが、一番冷静でツッコミタイプ。頭脳派ではあるが、天才的なタイプではなく、むしろ努力型。自分の限界を知っており、自分には予想もつかない言動を行うラグナのことをそれなりに尊敬している。

酒はそこそこ強い。
モテる割には独身である。

副業で、バンバンコミックを出版するエスタ出版株式会社の社長をしている。バンバンコミックの人気キャラ、「えも太」の産みの親としても知られている。

[23] エルオーネ・レオンハート

ラグナとレイン夫妻の養女で、スコールの義理の姉にあたる。スコールとエルオーネの2人が「レウァール」姓ではなく「レオンハート」姓なのは、レイン死後に孤児院に保護されたエルオーネはまだ幼く、「レウァール」をうまく発音出来なかったため。エルオーネが言う、「レウァール」ぽい言葉を、クレイマー夫妻が「レオンハート」と戸籍に記載した。
ゲーム終了時、21歳。

先天的に、誰かの意識を他の人間の意識内へと接続させることが出来る力を持つ。(この場合、接続する人間、接続される人間共にエルオーネと知己でなければならない。そこが彼女の能力の限界でもある)

彼女が2歳の時、実の両親が揃って他界。その後、レインとともに暮らし始め、ラグナとレインが婚姻したときに正式に養女として入籍している。
4歳のとき、エスタの女の子狩りの被害に遭い、エスタへと拉致される。先天的に持つ不思議な力に魔女アデルとオダイン博士が執着。彼女の不思議な力を解析して、オダインはG.Fジャンクションシステムと、ジャンクションマシンエルオーネの基幹部分を開発した。

ラグナの手により、エスタから救い出されてウィンヒルのレインの元へと戻るが、レインはその後スコール出産時に死去。身寄りがいなくなった彼女とスコールはクレイマー夫妻の孤児院へと引き取られる。
孤児院にて、スコールたち年少の子どもたちに大変懐かれていたが、エスタのオダイン博士の追っ手、そしてアルティミシアに精神侵食をされ始めたイデアから逃れるため、白いSeeDの船に乗せられて世界中を転々と逃げ回る生活を送ることになる。

***

現在は未来からの脅威もなくなったため、エスタにてラグナと共に親子として暮らしている。職業は大統領秘書官。オダイン博士の研究には、それなりに協力はしているらしい。
普段は割と温厚だが、おてんばで怒らせると怖いところは変わっていない。
初恋の人はラグナ。

[22] レイン・レウァール

ラグナの妻であり、スコールの実母。ゲーム終了時では故人(享年27歳)。

ガルバディア共和国辺境にある、ウィンヒル村に住んでいた。18歳のときに両親が死亡、それ以来残されたパブを切り盛りしながら生計を立てていた。
見た目・性格からはわかりにくいが、実は生まれついてより病弱。ウィンヒル村での綺麗な空気・環境によって成長できることができたが、他所の地では到底暮らしていけない懦弱体質である。
それが災いして、スコールを出産した折、産褥により死亡。

身体が弱くはあるが、それをほとんど感じさせないほど明るく元気でしっかりした性格である。早くに両親を亡くしたため、余計に独りで頑張る癖がついていた。
しかし、ラグナに出会い、肩の力を抜いてもいい、甘えてもいいということを知り、彼に惹かれていく。

ラグナとの結婚は閉鎖的なウィンヒル村では認められていなかったが、死後レインの意思を村人が汲み、墓碑にはきちんとレウァール姓にて刻まれている。

[21] ラグナ・レウァール

エスタ共和国初代大統領。スコールの実父。ゲーム終了時年齢は45歳。
元々はガルバディア人で、養女であるエルオーネを奪還するためにエスタに密入国、そののちエスタ内紛に関わることになり、魔女アデルを追放してエスタ共和国を開いた。

魔女戦争のときに強制徴用され一般兵として働いていたが、セントラでの任務時に負傷しウィンヒル村にて療養。その際に妻であるレインと出会う。ジャーナリスト志望であったが、レインと共にウィンヒルで暮らすことにも魅力を感じ、その狭間で逡巡しているうちにエスタによってエルオーネが攫われてしまう。すぐに戻る、という言葉がレインと交わした最期の言葉になった。

現在でもレインのことを愛していて、彼女の死後も恋人や妻を持とうとしない。スコールのことは、今までほとんどほったらかしになってしまった負い目と見た目レインそっくりな外見のために、スコールにウザがられるほど愛情表現をする。

昔一時的に俳優であったこともあるくらい、端正な外見であるが、あまり身なりに構わない。たいてい楽そうなシャツにズボン、サンダルというおっさんスタイルである。

言動は楽観的、適当、後先考えない、まるで子供のような気にすらさせる軽妙なものであるが、実はかなりのカリスマ性を持ち、政治的センスも高い。大統領就任後より政治方面について研鑽していたため、当代きっての大政治家としての資質と人望を備えている。

[20] 魔力バッテリー理論

魔女大戦後から提唱され、現在ではほぼ通説となっている理論。

魔女は、自身が魔力を生み出すのではなく、どこからか何かの力を受信し、それを身のうちにて魔力へと変換、魔法として使用していると考える。魔女になりうるかどうかは、この何かの力をプールし変換するバッテリーのようなものが身のうちにあるかどうかだとこの理論は考える。
この何らかの力についてはまだ解明されていないが、おそらくはドローポイントやG.Fのような星の自律エネルギーのようなものではないかと見られている。

魔力継承とは、つまり身のうちに抱えたバッテリーに何らかの力を受信することが出来るようにすることであり、魔力継承後の魔女が命を落とすのは、受信する力を失ったバッテリーが力を求めて暴走するのを止められないからだ、とこの理論は推測する。

魔女イデアへの人体実験により、この理論の正しさが推定されたが、まだまだ研究途中・発展途中の理論である。

[19] イデア・クレイマー

スコールたちの保護者でもあった「ママ先生」であり、魔女イデアでもある。元々は穏やかで優しく、愛情に満ちあふれた性格だったが、アルティミシアに精神を侵され冷酷無比な魔女へと変貌する。
スコールたちと戦った後、無意識にリノアへ魔女の力を移譲し、以後は本来のイデアに戻った。
ゲーム当時の実年齢は56歳。魔女であったゆえに、外見年齢は継承時の18歳のままであった。

魔力がなくなったイデアであるが、魔力を失った魔女は本来ならもれなく死に至る運命であった。しかし、魔女大戦後から提唱され始めた「魔力バッテリー理論」という仮説の元に、自身の精神世界に魔力供給具を埋め込む手術を受ける。
この手術の結果、魔力バッテリー理論が正しいことが証明され、さらにイデアはその後の人生を送ることが出来た。

シドとは隣に住んでいた幼馴染。むしろイデアはシドより14歳年上で、彼が赤ちゃんの頃から知っているせいで中々男性と認識することはなかったが、シドの努力と粘りでシドと結婚することを選ぶ。シド以前に婚約者がいたが、結婚寸前で捨てられるという事件があった。

シドがバラムガーデン学園長だった間は、ガーデン内で人目につかぬよう生活し、リノアに魔女の伝承などを教えたりしていた。年少組、魔女大戦中のガルバディアガーデン交戦時に負傷した生徒たちは多かれ少なかれPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えており、彼らに不要な刺激を与えないため、エスタに行くとき以外はほぼ引きこもりの日々を送る。
シドが引退後は共にセントラへと移り住み、穏やかな日々を過ごした。

[18] シド・クレイマー

バラムガーデン創立者、及びガーデン教育理念の提唱者。初代バラムガーデン学園長である。ゲーム当時42歳。

飄々として掴みどころのない感があり、のんきな言動からあまり何も考えてないんじゃないかと思われること、舐められることもある。が、実は熟慮の人であり、基本は善人だがそれだけでは表せない底の深いところ、腹黒いところもある。
ママ先生=魔女イデアだということをスコールたちに知らせずに戦わせた点からも、そのことが伺える。

イデアとは幼馴染である。最初は彼女を綺麗な隣のお姉さんと思っていたが、イデアが騎士となろうとしてくれた婚約者に捨てられる事件が起き、その頃から恋慕へと変わっていく。
シドはイデアよりも14歳年下である故に、最初は子供扱いから抜け出せなかったが、コツコツと地道に押して思いを叶えた。

魔女大戦の後、ゼルが教官としてある程度のキャリアを積んだ時点で学園長を退任。引退後はイデアとともにセントラの孤児院跡にて静かに暮らす。

[17] 雷神

サイファーの仲間。ゲーム当時18歳。独特な喋り方をする、気のいい大男。
風神とは同郷出身の幼馴染であり、彼女のツッコミには弱い。

あっけらかんとしてあまり物事を深く考えていないようだが、それなりには考えている。サイファー、風神のことを共によく理解していて、この2人の保護者のように見守っていたりする。
サイファーや風神と異なり、スコールたちと連絡をずっと取り続けている。お互い、「敵」という感覚がないからである。

***

サイファーのガーデン退学に合わせて、雷神もバラムガーデンを退学。エスタの機械整備専門学校に入学し、その後エスタ宇宙船関連の整備士となる。
25歳のときに職場結婚をし、3男の父。

[16] 風神

サイファーの仲間の1人。クールで独特な喋り方をする美女。ゲーム当時17歳。
雷神とは同郷出身の幼馴染。故に彼に対するアタリは結構強い。

サイファーのことが好きで、サイファーの本質である「寂しがりな子ども」ということを理解している故に、どんな状況に陥ろうともサイファーのことを見捨てなかった。

***

サイファーがバラムガーデンを退学するにあわせて風神もガーデンを退学、共にエスタ大学に入学する。卒業後は医師となり、エスタ中央病院に勤務。27歳のとき、やっと長年の想いが通じてサイファーと結婚。2女の母親になる。

[15] サイファー・アルマシー

FF8におけるスコールのライバルキャラ。ゲーム当時18歳。スコールたちとイデアの孤児院で一緒だった。
性格的には自己顕示欲が強く、常に自信満々なタイプ。実際実力はあるので空威張りではないのだが、それでも横柄な態度は教職員などから問題視されている。

自分と同程度の能力を持つスコールに激しいライバル心を抱いていた。これは本人は忘れているが、幼い頃にエルオーネを取り合ったことにも起因している。孤児院でのエルオーネが最優先していたのはスコールであったので、自分を一番に見てもらえなかったという不満、さらに喧嘩をふっかけても相手にされないというフラストレーションからますますスコールへの感情が屈折していく。
ティンバーにいた頃、リノアと友人以上恋人未満?だったことがある。

***

アルティミシア側についてガーデンと剣を交えた以上ガーデンに復帰する意思はなかったようで、シド学園長らの慰留にも関わらずバラムガーデンを自主退学。エスタのエスタ大学に入学する。
卒業後は、そのままエスタの官邸入りした。28歳のときに風神と結婚。2女の父。

[14] アリーテシア・ヴィクトリア・フレデリケ・ドール

神聖ドール大公国第一公女。通称アリーテ姫。
大公陛下には彼女以外の子どもがいないので、神聖ドール大公国唯一の公位継承者である。
ゲーム当時年齢は、5歳。

アルスの教育のせいもあるだろうが、年齢に似ず非常に大人びている。生まれながらの王者らしく、性格は豪放磊落。黙っていれば愛らしい女の子なのに、口を聞くと内容・話し方ともに非常に男らしく勇ましい。
ある事件(いつか書きます)を通じてスコールやリノアと知り合った。それ以来リノアのことが好きで、スコールをライバル視している。

話し言葉は、独特の王家言葉を使う。これはもうひとりいる姫付き侍従のせいである。アルスが平民出身で任官されたことによる軋轢を解消するため、もうひとりの侍従は高位神官が就任した。伝統ある大公国の継承者は、伝統ある言葉を話さなければならない、との思想により、姫の言葉は王家言葉に矯正されてしまっている。

[13] アルス・キャリッジ

当サイトのオリジナルキャラ。ゲーム当時の年齢は18歳。ドール王宮アリーテシア第一公女付侍従。

キャリッジ夫妻とカーウェイ夫妻が親友と言ってもいい間柄であり、子ども同士の年齢も近かったことから、赤ん坊の頃からリノアと付き合いがある。リノアが家出してティンバーにやってきたときも、その滞在先はキャリッジ家であったくらい、両家の関係は親密である。
(ただし、リノアがティンバーにいた期間、アルスはドール大学に通っており、実家にはいなかった)

幼い頃から賢く、スキップして史上最年少でドール大学に入学。貴族、もしくはそれに準ずる家柄の者にしか門戸が開かれていなかったドール王宮に、平民として初めて任官され、しかも世継ぎの公女であるアリーテシア公女の教育係を拝命している。

性格は基本的に悪く、意地が悪い。頭も勘もいいため、人の思惑を的確に読むことが多い。自分の興味のあること以外には酷く冷淡。
普段は仕事中毒なくらい仕事をしまくっていて、たまの休日はゴロゴロしたり不特定多数の彼女と遊んでいたりする。特定の人間と親しくすることをあまり好まない。

リノアは幼馴染で妹のように思っているが、それでも彼女に対しても割と容赦がない。本人曰く、「リノアを甘やかすのはスコールの役目だから」だそうだ。

[12] キスティス・トゥリープ

バラムガーデンのSeeDであり、教官。ゲーム当時18歳。最年少で教員資格を得た才媛であり、その美貌からファンも多い。
実力もあり人気もあるくせに、イマイチ自分に自信が持てないでいる。故に、自信満々のサイファーみたいなタイプの人間が苦手。
カードが実は得意で、バラムガーデンでのCC団のトップをつとめていた。

スコールとはイデアの孤児院で一緒だった。

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魔女大戦後、暫くはバラムガーデン勤務であったが、ドールガーデン建設の準備中から、ドールの主任教官候補としてドールに出向となる。ドールガーデン設立後は、ドールガーデン主任教官を務めた後、ドールガーデン学園長となる。

ドール主任教官時代に、ドール内乱が発生する(これに関してはいつか書くつもりです)
内乱終結後、アルス・キャリッジと交際をはじめ、結婚。出産を機にドール学園長を退任した。


[11] 三つ編みの図書委員

可愛らしくて健気な、三つ編みがトレードマークのバラムガーデン図書委員。スコールたちの1歳下である。
名前はミチル・サカモト。ヤマザキ先生やカドワキ先生の出身地と同郷の出身。黒髪黒目で、愛らしい顔立ちをしている。
ゼルのことが好きで、必死に微笑ましいアプローチをしていた。

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ゼルは基本的に恋愛ごとにそれほど鋭くはない故に、彼女とやっと思いを通わしたのは18歳の頃。(友人時代が長々と続いていた)
ゼルがSeeDの中心人物として活躍するのに比し、ミチルはあくまで一般学生としての日々を過ごしていた。SeeD試験も受けず、ガーデン卒業後はバラム大学へと進学する。卒業後はバラムの国会図書館の司書となるが、24歳の結婚と同時に寿退社。その後ゼルとの間に5人の子どもに恵まれる。
5人の出産、子育てを難なくこなしているあたり、実は彼女もSeeDになれる素質はあったのかもしれない。

[10] ゼル・ディン

バラムガーデンのSeeD。ゲーム当時17歳。肉弾戦を得意とする。身長は少し小さめだが(170センチくらい)、筋肉隆々で「脱いだら凄いんです」タイプ。
スコールとはイデアの孤児院で一緒だった。
ガーデン学食で売られるパンが大好き。

幼い頃は弱虫でよく泣いていて、サイファーに虐められていた。バラムのディン夫妻に引き取られ、ほぼ実子のように愛情持って育てられる。アーヴァインに教えられるまで自分が孤児であったことを覚えていなかったのは、G.Fのせいでもあるが、それ以上にディン家でのあたたかな環境、家庭生活のおかげである。

尊敬する人は、ディン家の祖父。立派な軍人だった祖父に憧れ、SeeDを志した。
やんちゃだが根は真面目で素直。天然なくせに、的確に物事の本質を見抜く。野生の勘が鋭いタイプ。結構な読書家でもあり、パーティキャラの中で一番の博学。
無駄使いをせず堅実でもあるので、仲間内では一番の貯金額を保有。

***

SeeD退官後はバラムガーデンの教官となり、さらにバラムガーデン学園長となった。ガーデン設立者のシド学園長が提唱しはじめたガーデン教育理念を発展、充実させ、さらに全世界にガーデンを設立させた功績により、「ガーデン中興の祖」と呼ばれる。
25歳のときに結婚。5人の子どもに恵まれる。自身が一人っ子で兄弟に憧れていた上、基本的に子ども好きなので、たくさんの子どもを持ちたかったらしい。

[9] セルフィ・ティルミット

トラビアガーデン出身のSeeD。スコールとはイデアの孤児院で一緒だった。ゲーム当時17歳。

楽しいことや面白いことが大好きで、賑やかなお祭り大好きタイプ。人懐っこく、誰にも親しげに接する。反面、非常に他人に気を遣い、自分のネガティブな部分を隠して見せようとしない。
もともとはトラビア弁がネイティブなので、普通の言葉を話すときはどこかおっとりとした感じになる。

***

イデアの孤児院からトラビアガーデン幼年部へと入学した。元気で性格の明るいセルフィは、冬に閉ざされた地であるトラビアでの対応能力があるだろうとシドに看做された為。セルフィとその同期の子どもたちが、トラビアガーデンの一期生である。

トラビアとそこにいる仲間に愛着を持っており、彼らを守りたいためにバラムに編入してSeeD資格を得た。
パーティーキャラの中で、一番の仕事人間である。付随する思惑も何もなしに、純粋にSeeDになりたいと切望したのはゼルとセルフィだが、セルフィの方がゼルよりずっとワークライフバランスを取るのが下手。それは念願のトラビアガーデン学園長になってからさらに酷くなる。(1日中仕事をしていても気にならないほど)

仕事人間のため婚期も引き伸ばし、アーヴァインの押しに負けて結婚したのは30歳の時。しかも妊娠するまでは、アーヴァインはガルバディアガーデン学園長、自身はトラビアガーデン学園長だったゆえに遠距離結婚だった。
妊娠を機にアーヴァインが仕事を辞め、ようやくトラビアで家庭を持つことができた。

[8] アーヴァイン・キニアス

ガルバディアガーデン出身のガンマン。ゲーム当時17歳。スコールと同じく、イデアの孤児院にいた。
性格は一見軽薄そうで女好きに見えるが、真面目で繊細、割と一途。
幼少期はあまり印象に残らないほど大人しく、地味だったらしい。

***

本当に孤児だったスコール、セルフィ、ゼル、サイファー、キスティスとは異なり、実の両親と兄がいる。一時的にイデアの孤児院にいたのは、アデルの起こした魔女戦争で戦禍にあい、家族とはぐれてしまったため。両親が探し出して迎えに来たため、FF8パーティーキャラの中で一番早くに孤児院を去った(ゆえに余計にスコールたちが覚えていない)

魔女大戦が終わってすぐに、SeeD資格をガルバディアガーデンの意向により取得。ガルバディアガーデン初のSeeDとなり、後進の育成に尽力することを期待され、ガルバディアガーデン学園長に任命される。

それなりに恋人を持っていたようだが、初恋の人セルフィに再会してからは、セルフィ一筋。口説き落として19歳の頃から付き合い始める。結婚はパーティーメンバーの中で一番遅く、30歳。32歳のとき、セルフィの妊娠を機にガルバディガーデン学園長を退官し、以後は主夫となる。

オシャレが大好きで、ブランドものやアパレルに異常に詳しい。新作や限定モノにも弱く、貯金はほとんどないキリギリス型。
仕事はあくまで自分が好きなことをするためにするものだと考えており、それほど執着はない。
基本的には淡々としているので、流れる川のようにつかみどころのない性格だとセルフィに思われている。
趣味が割と似ている故に、スコールと一番仲がいい。

[7] 魔女管理局

魔女大戦後の世界会議で提唱され、2年の準備期間を経て設立された。本部はエスタに存在し、構成するメンバーは世界各国から派遣された者たち(任期3年)である。
仕事としては、魔女リノアが行う各種災害の救助活動のサポートである。

3局構成になっており、
1局→魔女リノアとともに任務にあたる実働部隊
2局→魔女リノアのスケジュール管理、及び依頼任務の受付・事後処理
3局→魔女リノアの健康管理、魔力研究、魔力検診
をそれぞれ担当している。

[6] 魔女大戦

未来の魔女、アルティミシアからの干渉によって引き起こされた、全世界を巻き込んだ戦い。
バラムガーデンのSeeDによって平定され、エスタ共和国が国際政治の舞台に復活したり、ガルバディア共和国が独裁制から民主制になり、ティンバーが独立したり、様々な国際政治変化のきっかけとなった。

[5] 魔女

古来から存在する、特別な力を継承した女性。創造神ハインの魔法部分が始祖とされているが、あくまで伝承である。
強力な力を持つがゆえに、魔女自体が一般的に忌避されることが多い。よって、何人魔女がいるのか、どこにいるのか、継承はどのようにされるのかなど、殆どは謎のままである。

***

魔女になりうるかどうかは、その当人のキャパシティ・相性によって決定される。このキャパシティとは、精神世界において魔力をプールできるバッテリーのようなものが存在しているかどうからしいということが、最近の研究で分かってきた(魔力バッテリー理論)
寿命は一般人と変わらないが、魔力を誰かに継承していない間は、死ぬことが出来ない。

魔女には魔女独自の様々な口伝が存在する。ただ、長い年月が過ぎ去ったために、現代の魔女たちが口伝を真に理解している訳ではない。

[4] ガーデン査察官

ガーデン内勤の職業のひとつ。
魔女大戦の後、世界中にガーデンが建設されたため、基幹校であるバラムガーデンの目が届きにくくなってしまった。それゆえに、各地に点在するガーデンの状況・問題点・要望などをリスニング、調査しバラムへ報告する任務を負う。
管理部門の職種であるため、ほぼ完全週休2日。週に1度だけ報告書制作のための自宅勤務日がある。世界中を廻って一所に落ち着くことが出来ない上、SeeD関連・ガーデン関連の全ての部門を理解していなければ務まらないので、給与面ではそこそこ高給らしい。

[3] SeeD

バラムガーデンの擁する傭兵のコードネーム。少数精鋭で任務に当たることが多く、職務内容は依頼によって様々である。
給与自体はランクによって異なる。一部から、「身体を張る割に給料が安い」という声もあるが、それでも10代が手にする給与としては破格である。
20歳となると任期満了となり、SeeDは退官しなければならない。

[2] リノア・ハーティリー

FF8のヒロイン。ゲーム当時17歳。イデア・アルティミシアから力を継承した、現代最強だと思われる魔女。
本名は、リノア・カーウェイ。ガルバディア共和国の、フューリー・カーウェイ元大佐とジュリア・ハーティリーの実子。ハーティリーの苗字を名乗っていたのは、父に反発していたため。

家出中は、ティンバーにてレジスタンス活動をしていた。そこでスコールたちと出会う。
ティンバーでの居住地は両親の古い友人である、キャリッジ家。

性格は人懐っこく、困っている人を放っておけないタイプ。あまり後先を考えずにまず行動しがち。魔女になってからはあまり他人を巻き込むことはなくなったが、反対に自分で何でもやろうとするようになった。自分が多少傷ついても、誰かが助かればそれでいいと思っている節がある。

甘いもの、可愛いもの、小説が好き。人懐っこい割には男性慣れしているわけでもなく、きちんと付き合うのはスコールが初めてだったりするので、恋人ぽい雰囲気・行動に慌てたりする。サイファーと付き合っていたことは確かにあるが、そのときは友人関係に毛が生えた程度だったので、恋人らしいことはしていない。

料理はあまり上手くはなかったが、生来美味しいもの好きだったのが功を奏して、次第に上手になった。しかし工作、裁縫などは相変わらず苦手である。

***

最後の魔女である。「全ての力を集め、全ての力を元あるところに返し、新たな契約を結ぶもの。」と言われているが、現時点ではそれは不明。
最後の魔女である以上、他者に魔力の移譲が出来ないので、結果不老不死に近い状態になってしまった。魔女継承時の17歳当時の姿を保っている。
実年齢19歳のときに魔女管理局が発足。そこで検診などを受けながら、世界中の災害から人や大地を守る任務についている。
婚姻年齢に達してすぐにスコールと結婚し、仕事以外のときはスコールの妻として、世界中を移動している。

[1] スコール・レオンハート

FF8の主人公。ゲーム当時17歳。バラムガーデンのSeeDであり、現在はSeeD司令官でもある。
あまり世間的には知られていないが、エスタ共和国ラグナ・レウァール大統領の実子。

性格的にはクールで冷淡と評されることが多いが、実は興味のあることにはかなり偏執的にこだわるタイプ。興味を持っているもの、持っていないものに対する態度がものすごく違う。
今現在興味があるのは、シルバーアクセサリ、カード、彼女(笑)。それだけ。それ以外はどうでもいいらしい。

好きな食べ物は特にないが、ガーデン食堂ではよく日替わりラーメンを食べている。すぐに提供され、すぐに食べ終わることが出来るかららしい。
SeeDの仕事も、それほど愛着がある訳ではない。責任感は強いのできちんとこなすが、仕事が好きかと言われたらそうでもない。
結構稼いでいる割に、貯金はそれほどない。興味のあるものには、金に糸目をつけないことが多いため。

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SeeD年齢を過ぎ、退官した後は、新設されたガーデン査察官になります。リノアとは結婚年齢に達してすぐに結婚。世界中を転勤しまくるため、世界中のあちこちに不動産(家)を持っている。←だからやはり貯金はあまりない